阪急阪神ホールディングスグループは、100 年以上の長い歴史の中で、都市交通事業、不動産事業、エンタテインメント事業、情報・通信事業、旅行事業、国際輸送事業など、多岐にわたる事業を展開してまいりました。そして、その過程において、お客様や地域社会の声に耳を傾け、そのニーズや課題に真摯に向き合い、暮らしを支える「安心や快適」、暮らしを彩る「夢や感動」をお客様にお届けしてまいりました。

当社グループでは、これまで培ってきた信頼やブランドを活かしながら、持続可能な社会の実現に向けた取組の方向性を示した「阪急阪神ホールディングスグループ サステナビリティ宣言」に基づき、ESG（環境・社会・企業統治）に関する取組を推し進めています。

近時は、グループを取り巻く社会経済環境や事業環境は急速に変化しており、SDGs・2050年カーボンニュートラルへの意識が高まっています。当社グループでは、安全・安心の追求や環境保全の推進など、事業を通じてさまざまな社会課題の解決に主体的に関わりながら、サステナブル経営を加速するとともに、その推進の原動力となる従業員一人ひとりが活躍できる環境を整備するため、従業員満足度の向上やダイバーシティ＆インクルージョンの浸透、健康経営の充実などにより一層注力しています。

これからも、同宣言において定める基本方針や重要テーマに沿った取組を推進し、お客様、地域社会、株主様、お取引先、従業員など、すべてのステークホルダーの期待に応えられるよう、グループ全体で企業価値の向上を図るとともに、持続可能な社会の実現に努めてまいります。

代表取締役会長 グループCEO
角　和夫
代表取締役社長
嶋田　泰夫